今回の小生の手記は「シルバーライフ倶楽部」についてです。

4 回コラムの団塊の世代の憂鬱で皆様にお話した「シルバーライフ倶楽部」についてのお問い合わせが非常に多かったので今回はこの事についてお話いたします。

お話すると言うよりも計画案と言ったほうが早いかも知れませんので、全容をお知らせ致します。小生はこの計画案について前トヨタ自動車ニュージーランド社長の安間氏と立案いたしましたが、現在は4回のコラムで話しましたとおり一時休止しております。

しかしながら、この案の立ち上げまでにモデルケースとしてロングステイハウスを建築すべく設計も終わり8月より工事に着手する予定になっております。規模としてはシルバーライフ倶楽部よりはだいぶ小規模な物となりますが、とりあえず外国に行って住んでみたいという人達にとって朗報といえる物を考えております。

現在計画しているプロジェクトはとりあえず15室の家具付き個室を建築し、小生の屋敷内に有る施設(日本大浴場、サウナ、スチームサウナ、温水プール、スパプール)等を利用でき、そしてここを利用してニュージーランドの良さを体験していただきその結果このニュージーランドに本格的に住みたいと思われた方を対象にシルバーライフ倶楽部を立ち上げたいと考えております。

ロングステイハウスについては建築が完了次第ホームページを立ち上げ全容をお知らせ致しますがシルバーライフ倶楽部については概要を下記のごとくお知らせ致します。


Silver Life Club
NZ Projectの概要

1.プロジェクト概要

  1. オークランド近郊の海を望む14万坪の敷地に、リゾートを兼ねた中高年向けビリッジ(150戸のロッジ、センターハウス、テニスコート等を有す。)を開発、住宅を20年間の使用権としてクラブ会員に販売。
    ●総工費 12億円
    ●ロッジ(戸建て2LDK)使用権…1,200万円
    ●ロッジ(タウンハウス2LDK)使用権 …1,000万円
  2. ロッジ購入会員は、ロッジを自ら利用すると共に、未使用分をクラブにリースバックし、クラブがロングステイのためのホテルとして運用し同会員に還元。
  3. 会員は、10年間保有後、クラブに使用権の返却し、払込分の半額を受取ることができる。
  4. 現地ステイを快適に行うため、センターハウス、テニスコート、ジム他を設置、又、各戸のインターネット環境を整える。



2.プロジェクトの特徴

  1. 中高年層に海外ロングスティを通じ、いきいきした生活を実現する環境やプログラムを提供するもの。
  2. 従来、海外のセカンドハウスは、一部の金持ち層に限られていたが、当スキームは、質の良い一般ユーザーに解放し、手の届く範囲内の価格で購入しエンジョイできるようにしたもの。海外不動産案件の購入や処分の方法等に詳しくなくとも検討できる。
  3. 現在のように、金利ゼロ、株安等で、有効な投資先の見出しにくい状況下で、膨大にあるいわゆるタンス預金を中高年自身の生活の充実のために投下してもらおうとするもの。
  4. 20年間のリースで、「10年後返却の場合は半額は返します。」としたことで、顧客が将来の体力、気力も加味し、柔軟に決断できるよう考慮。
  5. 従来セカンドハウス等は、空き家で置いておく際の用心を心配をしただが、本プロジェクトでは、クラブが一括管理し、且つ、未使用期間を積極的に借上げて活用することで、投資家の負担の軽減を図っている。
  6. 会員本人の意思さえあれば、自らのロッジの貸出を始め、滞在レポート、顧客勧誘等のクラブを通じたSOHOビジネスができ、又、従来からのビジネスがあればそれを生かす形で少しでも働ける環境を整備・提供する。
  7. インターネット環境が整い、NHKのTVも時間受信可能なことから、朝ドラや相撲、ニュース、ネット新聞やEメール等で、渡航しても日本での生活との連続性も充分保てるよう配慮。
  8. NZ特にオークランドは、ハワイや豪ゴールドコーストと違い、四季がありながら気候のレンジが良く、ロングステイに向いている。海産物が豊富な上に、生活費が安く、年金レベルでも生活を充分エンジョイできる。
  9. GOLFをはじめ、各種スポーツ、ガーデニング、トレッキング等、自然の中で、リーズナブルなコストで夫婦単位でエンジョイできる。
  10. プロジェクトの成功の目処がついた場合には、NZでは2ヶ所、オーストラリアで1ヶ所のビリッジ開発をフランチャイズ方式で展開したい。



3.一般投資家への支援要望(案)

現行案ではクラブの土地及び宅地化のインフラ整備分等を資本金及び長期低利融資等で賄く、一般投資家への出資とお願いしたいが、起案者も応分の出資を行う予定。
一般投資家については一口100万円を限定300口募集し、借り入れ金利は現ニュージーランドの長期借り入れ金利の5〜6%で10年返済。


追伸
日本国政府は8月2日に2004年の春に日本の紙幣を全面交換するとの発表を致しました。
小生が以前よりお話していますように小泉政権は少しずつ改革の準備を進めており、国民にその前兆を知らせております。
現在アメリカを中心にした世界経済は悪化の道をたどっており、小生が予測した悪い結果になりつつあります。
小泉首相は来年度から実施予定のペイオフ制度の一部見直し等を発表し、国民の目を少しずつそらす作戦に出ているようですが、体制はほとんど変えるつもりはありません。
そこで、皆様にはもう一度コラム1コラム2をご覧頂きそれに対応できる準備をしておかれる事をお勧め致します。それでは今回はこれで失礼致します。
御精読ありがとうございました。

日海


          

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